近年、日本各地で地域の芸術祭やアートフェアが開催され、現代アートに注目が集まるようになってきました。capaciousの活動も、障がいのある方が制作した作品を、現代アートとしてアートマーケットに紹介していく活動です。
障がいのある方のアート活動が盛んになる過程で、現場には新たに沢山の疑問が生じています。
例えば「展覧会をひらくには?」「作品の保管や管理はどのようにしたらいいのか?」という疑問や、「作品を販売する際の価格の目安」や「作品購入者との契約」等。あるいは「描いた作品に他者の著作権を侵害しそうなモチーフがあるけれど大丈夫か?」など権利保護に関する悩みもあります。
この勉強会では、アート関係者と法律の専門家を招いて、福祉の現場の課題を共有しながら「作品を紹介するということ」「ギャラリーとアーティストの関係」「著作権の基本」等のお話を伺います。福祉の現場でアート活動に携わる方や、アート関係者など、様々な立場の方のご参加をお待ちしています。
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日時:2015年12月5日[土] 13:00~16:30頃( 受付開始:12:40~)
場所:大阪府社会福祉会館 4F 405 大阪市中央区谷町7丁目4-15
定員:40名( 要事前申込) ※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
参加:無料
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プログラム1:13:00-13:25 福祉の現場、あれこれ
普段知る機会が少ない、他所の施設の工夫が知れる?! アート活動を行っている福祉施設の事例をスライドショーを使ってご紹介頂きます。
協力:YELLOW / 西淡路希望の家 / ホッと / ユウの家
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プログラム2:13:30−14:45 アート作品を紹介するということ
アーティストが作品を発表する機会にはどのようなものがあり、またアーティストや作品の認知はどのように広がっていくのでしょうか?多様なアートの現場経験を踏まえた上での、アート作品を紹介するということについてお話を伺います。
講師: 山中俊広(the three konohana 代表、インディペンデントキュレーター、大阪芸術大学非常勤講師)
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プログラム3:15:00−16:30 現代アートの著作権のポイント
著作権の基本や、作品を販売する際の法律的な留意点など、現代アート作品を取り扱うことを軸にポイントを押さえてお話を伺います。
講師: 川上大雅(札幌北商標法律事務所 弁護士・弁理士、salon cojica代表)
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お申込み方法 [11月末日締切] *定員に達した為締め切りました
メールにて、info@capacious.jp まで、下記必要情報を添えてお申し込み下さい。
お名前、ご所属、ご連絡先TEL、ご同伴者がいる場合合計の参加人数
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